JL189羽田ー小松・JL188小松ー羽田 搭乗記
去る2023年2月、福井に帰省してきました。
今後忙しくなりそうで、まとまった時間が取れるうちに帰っておきたいと思い実行に移しました。
ただ今回の羽田→小松は終始天気が悪く、景色に恵まれずうとうとしていました。
それでも、冬の本州日本海側ではこのような天気の日が非常に多く、
むしろ1月の帰省の際は天候に恵まれたという他ないのでした。
17時過ぎに小松に着いた後は金沢に向かい、友人宅にお世話になりました。
一回乗るごとに、北陸線特急に乗れるのはあと何回だろうと考えながら乗っています。
自由席を取りましたが、金沢でも思った以上に混んでました。
なんとか座れましたが、見込みが外れましたね。
後で調べたら、自由席の車両は3両→2両に減車になっていたようです。
道中、北陸新幹線の高架をもろに見上げる形になりました。
北陸線の主役が移り行く過渡期にいるんだなあと実感します。
間に合ううちに、大阪→金沢の区間をサンダーバードのグリーン車で乗り通したいですね。
北陸出身にして、681/683系のグリーン車にはまだ乗ったことがありません。
憧れの車両なのです。
さて、数日間実家に滞在したのち、東京に戻る日となりました。
この日は綺麗に晴れていて、旅立つのが嬉しかったですね。
小松へ向かう道中、福井駅にて下車し新幹線工事の進捗を見てきました。
どうやら仕上げの段階のようです。
東京と福井を頻繁に往来しているものとしては、新幹線駅舎の完成は本当に感慨深く感じます。
とはいえ特急系統が敦賀で分断を余儀なくされることの影響は大きいはずで(鯖江にも特急が来なくなります、信じ難いことです)、関西圏への早期の直通は欠かせないと思います。
コロナ禍以降、福井鉄道がバス事業から撤退してしまったようで、現在は羽田便1日10便のうち、福井発着のバスの接続があるのはわずか4便(京福バスによる運行)に留まっているようです。バスがない場合の対福井への移動は、小松駅発着バス・北陸線経由となり、乗り換えの手間が増えます。
コロナが終息しつつあるなか、福井東京間の航空の競争力維持のためにも、バス会社に頑張ってほしいと思う一方、新幹線の開業を控えた現在では、事業者としても及び腰になってしまうのは仕方のないことなのかもしれませんね。
JL188便には、今回はスカイメイト料金で搭乗しました。
直前でも割安の料金が適用され、非常にありがたい制度です。
ただ私も遠からずスカイメイトの年齢制限を迎えるため(U26)、使えるうちにお世話になっておきたいというところです。
JL188便は小松離陸後名古屋方面に進路を取り、浜松、伊豆上空を通過し、羽田空港A滑走路に南側から着陸しました。